リング形(直径400ミリ)の木型を製作するため、厚さ30ミリの板材を櫛形に切り、3段に積上げ接着した材料を旋盤で削っています。木型業界でいう櫛形(くしがた)とは、リング形の円周を4等分(大きい場合は6等分や8等分)にした形を言います。旋盤加工にはなるべく硬い材質の木材が良いので、以前仕入れた福島県産の姫子松を使用しました。現在では国有林保護のため伐採禁止となっていますので、とても貴重な材料です。
リング形(直径400ミリ)の木型を製作するため、厚さ30ミリの板材を櫛形に切り、3段に積上げ接着した材料を旋盤で削っています。木型業界でいう櫛形(くしがた)とは、リング形の円周を4等分(大きい場合は6等分や8等分)にした形を言います。旋盤加工にはなるべく硬い材質の木材が良いので、以前仕入れた福島県産の姫子松を使用しました。現在では国有林保護のため伐採禁止となっていますので、とても貴重な材料です。